以前から行きたいと思っていた北八ヶ岳の白駒池に行ってきた。

天気予報は雨だったが、それならむしろ人が少ない静かな散策ができるだろうと思い、行くことにした。
白駒池の標高は2115m、標高2100m以上にある湖としては日本最大だそうだ。
家から白駒池まで車で約1時間程度、思い立ったらすぐに行けるのが嬉しい。

駐車場に車を止めて、木道を20分程度歩くと白駒池についた。
池の周りは原生林に囲まれていてところどころ紅葉が始まっていた。
周囲には人は少なく静けさが辺りを包んでいるようだった。

苔むした木々の中の歩道をしばらく歩いていたら、突然強い風が吹き始めた。
まわりの木々が風で大きく揺さぶられ、激しい葉擦れの音が鳴り響いた。
この場所に住む精霊たちの咆哮のようにも感じられた。
そしてすぐに大粒の雨が降り始めた。

雨音を聞きながら、遠くの霞んだ山の景色を眺めていると心が落ち着いていくのを感じる。
晴れて透明度の高い青空も好きなのだけど、雨の森も心が癒されるので好きだ。

こんな場所に住んでいられたら幸せなのかもしれない、と思った。

(撮影地:長野県佐久穂町・小海町)