失業中の私にとっては休日もそうでない日も関係なく全てが休日みたいなものだけど、世の中的には今日は3連休中だそうだ。
連休で世の中みんなが休んでいるということは、私も仕事をしていなくても許されるということだ。
今日は仕事をしていないという後ろめたさから開放される日。
貯金を食いつぶしているという不安を先送りできる日。
現実を直視しなくてもいい日。
だから休日は好きだ。
むしろ仕事をしていた時よりも、会社を辞めてからの方が休日を好きになっているかもしれない。
世間では休日はお出かけする人が多いので、私も世の流れに乗って自転車で近所を走り回る。
刈り取られた田んぼの上に、青い雲と小さく浮かぶ白い雲が見える。
今日は東の海上にある低気圧と日本海側にある低気圧に挟まれて全国的には曇り空らしいけど、長野県は雲の切れ間にあるみたいだ。
私の抱えている不安なんて、全てを消し去ってしまえるような幸せな青空だった。
夕方、帰ってきてからネットのニュースを見る。
ニュースでは気象衛星ひまわり9号の障害について報じられていた。
台風が接近しているが、待機中のひまわり8号を運用復帰させることで大きな問題にはならないそうだ。
バックアップ体制があってよかった。
でも、良く考えると、そもそも気象衛星があること自体がすごいことだと思う。
気象庁の方々の努力に感謝だ。
それらの努力のおかげで正確な天気予報が実現されている。
マクロなスケールからミクロなスケールまで、あらゆる大気の動きを観測して日々の天気の予報をするのは、ものすごく大変なことだ。
ポカーンとした顔で空を見上げ、精度の悪い観天望気しかできない私には想像もできない苦労があるだろう。
失業中の私は大した税金を納めているわけでもないのに、気象庁の天気予報というサービスを享受している。
私は典型的な公共サービスのフリーライダーだ。
ニュースを見ると現実に引き戻されてしまい、気持ちが落ち込む。
折角、現実逃避できる休日なのに。
おまけ
近所にある貞祥寺という曹洞宗の寺院。
「おまけ」とい言葉が畏れ多いほど素敵なところ。
観光客向けではないので、静かな雰囲気で参拝できる。
苔に囲まれた雰囲気が良くて、私の好きな場所。

おまけ2
近くにいたイトトンボ。多分アオイトトンボ。
キタキチョウ。ずっと飛んでばかりなので撮影が難しい。


(撮影地:長野県佐久市)